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お手入れ方法:セーター、カーディガン編

セーター、カーディガンのお手入れ

前提として気を付けたいこと

それは、内側に縫いついている洗濯ラベルを確認して、
素材が何であるかチェックすること。

獣毛の場合、綿や化繊よりも表面への汚れが付着しにくく、汗などの水分の発散性に優れているため、
頻繁に洗濯をする必要はありません。
軽くはたいたり、ブラシをかけて表面の汚れを落とし、連日使うのではなく、
2,3日間を開けて身に着けるようにしてください。

そうすると、驚くほど長持ちしますよ。

もちろん、今日は汗をかいたな、汚れたな、という時はお洗濯を。

お手入れ方法1.ドライクリーニング

アルパカ素材は、洗濯したらギュッと縮んでしまう、という心配はウールほどありません。
それでもちょっと心配、という方や、絶対型崩れしてほしくないという方、
忙しくて家での洗濯は極力減らしたいという方もいらっしゃると思います。
その場合は、お近くのクリーニング屋さんへもっていき、ドライクリーニングが便利です。

お手入れ方法2.お家での手洗い

時間をかけて洗う必要はありません。ぬるま湯で押し洗いをしてあげるのが
一番風合いもよくなり、汚れも十分にとれる方法です。

ドライクリーニングって実際どういう洗浄方法のことなのか、ご存じですか?
有機溶剤での洗浄なのです。
油汚れにはいいですが、汗など水溶性の汚れは、水で洗った方が落ちやすいです。
獣毛は元々、天然の動物の毛ですので、水で洗う方が風合いもふんわりします。

なので私たちのおすすめは、手洗い。時間のある時に、やってみてくださいね。
お風呂に入りながらも楽しいですよ。

お家で洗濯する方法

<準備>
・洗剤は小物編と同様、中性洗剤(おしゃれ着洗い用洗剤)を使用
・アルパカの場合は、エマールや、シャンプーでも大丈夫です。
・今回はなんとお風呂の浴槽を使用します!(お客様Mさま推薦の方法です!)

今回洗うニットはこちらのカーディガン2種類

洗濯前ニット

1. 洗濯液を作る

大物洗濯 (1)

30度以下のぬるま湯に、洗剤のパッケージに記載されている容量を水に入れて
よくかき混ぜて洗濯液を作る。

2. 洗う

大物洗濯 (2)

浴槽にニットを投入。

大物洗濯 (3)

足で軽く踏んだり(!)、手で押し洗い。
足で踏むのは足湯のようで気持ちよくて楽しい!

大物洗濯 (7)

3~5分程洗ったら、四つ折り程度に畳んで、別の桶に置いておく。

2枚目も同様に洗う。

大物洗濯 (4)2枚目

3.すすぐ

大物洗濯 (8)

一度浴槽を洗い、ぬるま湯をためてすすぐ。

大物洗濯 (9)

十分にすすいだら、また畳んで押して水気を取る。
(雑巾を絞るみたいには絞らないように!)
バスタオルでくるんで軽くポンポンたたいてもいいです。

4. 脱水

大物洗濯 (11)

なるべく平らになるように洗濯機に入れ、ソフトコースですすぎ一回と脱水。
※型崩れが心配な場合はピッタリサイズのネットに入れてください。

5. 干す

大物洗濯 (12)2

濡れたニットは伸びやすいので柔らかいものは平干しが良いです。
目の詰まったニットはハンガー干しに。
Maiteのアルパカカーデは平干ししてくださいね!
日焼けや劣化を防ぐため、室内干しもしくは陰干しします。
最近は、便利な干しグッズもあります。
なければバスタオルを引いた上に広げて干すのでもOKです。
(湿ってきたら、1度くらいタオルを変えてくださいね。)

6. 収納

完全に乾いたら畳んで収納。その時には防虫剤を入れてください。
防虫剤は上から下に広がるので、上に置いてくださいね。
湿気も大敵なので、湿気をためないように除湿や時々風を通すなどの対策をすると良いです。
レッグウォーマーや帽子などの小物は桶やタライで手軽に洗えます。
小物編はこちらから→ニットのお手入れ方法:小物編
毛玉のとり方はこちらから→ニットのお手入れ方法:毛玉とり


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