ニットを選ぶときにチェックして欲しい「素材」の違い
寒いから暖かいニットを買いに行こう、と思ったとき。
デザインや商品の価格だけで、購入を決めていませんか?
長時間着ていると着心地が悪かった、
モコモコしている割に暖かくない、
ワンシーズンで毛玉だらけになってしまった…
こんな理由で、タンスの奥底に仕舞い込んでしまったニットは、どなたの家にもあるのではないでしょうか。
ニット、と一口に言っても、素材は様々。
それぞれの特徴も異なります。
アルパカ、カシミヤ、アンゴラ、モヘア、ウールの違い
ニットによく使用される自然素材はこちらの動物の毛5種類。その特徴をご紹介します。
①アルパカ ~暖かく毛玉になりにくい~
毛が細く、柔らかくて、しっとりとした滑らかさがある。
繊維の中に空洞があり、そこに暖かい空気をため込むため、保温性に優れる。
直毛であり、表面にスケール(うろこ)が少ないので、こすれても繊維が絡みにくく、毛玉になりにくい。
②カシミヤ ~繊細な柔らかさ~
カシミヤヤギの毛。
毛はアルパカよりもさらに細く、軽くて繊細な柔らかさをもつ。
繊維の中に空洞があり、保温性に優れる。
③アンゴラ ~軽くて暖かい~
アンゴラウサギの毛。
毛が細く、毛足も長いため、軽くてふわふわのデザインニットに使われることが多い。
やや毛が抜けやすい。
④モヘア(モヘヤ) ~光沢としなやかさ~
アンゴラヤギの毛。
絹のような光沢感があり、しなやかな質感。
通気性が良く、ウールなど他の素材と混紡になることが多い。
⑤ウール ~保温・伸縮・弾力など様々な特徴~
羊の毛。
毛が縮れて絡み合っているため、保温性と伸縮性に優れる。
弾力があるので、しわになりにくい。
自分好みの素材を見つけよう
どの素材にも、それぞれの個性があります。
今年の冬、ニットを選ぶ時には、素材をチェックして、時間をかけて手に取ってみてください。
試着したら、鏡に映る姿だけでなく、眼を閉じて素材の質感もじっくり確認。
肌に当たる感触はどうかな、フィット感、ボリューム感は自分の好みかな…
そうして見つけたニットは、きっとより愛着のある一点になると思いますよ。
MAITEの商品はこちらの店舗で実際にお手に取って頂けます。
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