【MAITEのあったかコラム】 #01 自分をゆるめる、温める。ーセルフコンパッションー
#01 自分をゆるめる、温める。ーセルフコンパッションー
こんにちは。
今月から月に一度の【MAITEのあったかコラム】をはじめました。
自分を大切にし、目の前にいる誰かを大切にしていくための、あったかコラム。
語り手は、MAITE代表の吉田彩子。
自身が日々感じていること、MAITEに込めた思いなどを、これから定期的に発信していこうと思います。
第一回目となる今回は、「セルフコンパッション」について。
みなさん、「セルフコンパッション」という言葉を聞いたことはありますか?
「セルフコンパッション(self-compassion)」は自分への慈しみを意味し、他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思うことです。仕事・プライベートに限らず、ネガティブな状況、ストレスのかかる状況でも、前向きな気持ちを持ち続けられる心理状態やその技法を指します。
出典: https://prtimes.jp/magazine/self-compassion/
セルフコンパッションとは、「他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思う」こと。
特に日本人は、自分自身を労わり、慈しみ、大切に思うことが苦手な人が多いように感じます。
私自身も、自分を大切にすることがとても苦手です。
MAITEを本格的に立ち上げる前、日々会社員として奮闘していたある日、スペイン人である夫から、「日本人は自分を大事にしない」と、批判するでもなくサラリと言われて、そのことがずっと引っかかっていたんです。
振り返ると確かに夫は、とても上手に自分の時間を取っていました。
仕事も残業はせず時間内に終わらせる。趣味の時間を取る。1人で自分を労わる時間を取る。
一方の私は、働いている時間がすごく長くて、早起きして会社に行き、帰ってきて遅い晩御飯を食べて寝て、また朝から会社に行く生活。
その頃の私は、ずーっと低体温でした。
そして周りを見渡すと、同じように朝から晩まで働き詰めで、自分の身体を酷使している人たちばかり。実際に身体を壊してしまった人も、たくさんいることに気が付きました。
「どうしてみんな、身体を壊すまで気がつかないんだろう?」
みんなが自分を大切にできるようにするために、何かしたい。
そう思ったのが、MAITEでセルフケアの製品をつくるようになったきっかけです。
それに気がついてからは、まず最初に、とにかく私自身が「自分を大切にすること」を優先してきました。
「今、辛くない?」「疲れていない?」「本当にそれはやらなきゃいけないこと?」
手を止めて、「自分の身体の声を聞く」時間を、毎日取るようにしたり。
夜20時以降は仕事をしない、PCを開かないと決めて、しっかり休みの日に休むことも決めて。
そう意識して練習していったら、今は、自分を大切にすることがだんだん出来るようになってきました。
「肩の力をもっと抜いていいよ」「鎧を脱いでいいんだよ」。
それが、MAITEの製品を身につけてくださる方に一番感じてほしいメッセージです。
自分の身体を酷使してしまっていることにも気がつかないくらい、たくさん背負って、頑張り続けているみなさんへ、ほっとする時間を届けたい。
MAITEの製品を手にしたら、「自分を大切にすること」を思い出してほしい。
そう願いながら、ペルーの山奥から、アルパカのあったかさを、皆さんに届けています。
日々いろんなことがありますが、まずは自分を大切に労って。
身についた思考や習慣を変えるのはとっても難しいけれど、MAITEと一緒に大切にしていきましょうね。