ニットの穴あきや染みの お直し方法
たくさん擦れたところや、虫にくわれてしまったところが、小さな穴が開いてしまったり、
食べこぼしやインクが落ちない染みになってしまったり、
ちょっとこのままだと外には着ていきにくいけど、捨てられない。
そんなニットやお洋服はありませんか?
手放す前に、もう一度、手をかけてあげてみてはいかがでしょうか?
マインドフルネスな時間にもなりますよ。
実は難しくない 繕い
何かを「つくる」ということが苦手だと感じている方、いませんか?
上手にできないから、という意識が先にきてしまって、いやいややっつけ仕事になってしまう前に。
この時間は、マインドフルネスの時間だと思って、
上手い下手は置いておいて、お直しするものと向き合って、手元に集中してみてください。
どんな風にお直ししようかな?
こんな風にしてみるのもいいかな?
ちょっと曲がっちゃったけど、それはまぁご愛敬。
そんな風に手元に集中していると、新しい気づきがあったり、
終わってみるとスッキリしたり。
この感覚を味わうと、瞑想と同じような、マインドフルネス効果があるのではと思ってしまいます。
「ダーニング」というお直し
直したい布地を固定して、針に通した糸や毛糸を
タテ、ヨコ、と糸を渡していって、穴をふさぐ方法を、
「ダーニング」と呼びます。
イギリスではじまったと言われているこの方法は、
昔は貝殻など、曲線になっているものに布を固定して繕っていたものが、
キノコのような形の木製の道具「ダーニングマッシュルーム」に変化したと言われています。
道具を見るだけでなんだかほっこり。
目立たない同系色で直すのもいいですが、思い切って違う色や、ユニークな糸を使って、アクセントになるようにお直ししてしまうのもあり。
日本の継ぎ接ぎも、あて布をしてそこにステッチをさしていく、刺し子が有名ですね。
あて布をした上からのダーニングと刺し子が、強度も強く、よりしっかりした補強になりそうです。
今週末、下記のイベントでダーニングをお試しいただけます。
ぜひチェックしてみてください。(※イベントは終了しました)
日時 10月19日(土)14:00-17:00
場所 SHIBAURA HOUSE 2F
東京都港区芝浦3-15-4 (最寄り駅 田町 徒歩5分)
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