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【アルパカ旅】千葉県マザー牧場 初夏の大人女子旅 おすすめスポット7選


元牧場飼育員・アルパカ担当の私が、初夏の「千葉県マザー牧場」へ、アルパカ旅に行ってきました。

アルパカ目的で行っては見たものの、丸一日女子旅を満喫してしまいました。

「自然に囲まれたい」「気軽に息抜きしたい」「癒されたい」そんな方にピッタリ!

マザー牧場について、

  • アルパカが見られるおすすめスポット
  • その他のおすすめスポットやグルメ

と共にご紹介していきます。

マザー牧場概要

なんとマザー牧場は、産経新聞・東京タワーなどを創業した前田久吉氏が創設者。

1962年創業と歴史のある牧場で、コンセプトは「花と動物たちのエンターテイメントファーム」。

250ヘクタールという広大な敷地で、豊かな緑、四季の花、愛らしい動物たちとのふれあいを楽しむことができます。(公式ホームページより)

マザー牧場

  • [2月1日〜11月30日] 平日 9:30〜16:30 / 土日祝 9:00〜17:00
  • [12月1日〜1月31日] 平日10:00〜16:00 / 土日祝 9:30〜16:00
  • 入園料:大人1500円 小人800円 同伴犬600円 団体料金有
  • 駐車場:乗用車900円 オートバイ300円 大型バス2000円
  • 君津駅南口より牧場直通路線バスも運行

詳細は公式ホームページで。

アルパカに会えるのは2ヶ所「アグロドーム」「マザーファームツアー」

「アグロドーム」山の上エリア

チャイというオスのアルパカが一頭、アグロドーム横にいました。

アグロドームで行われる「牧羊犬とまきばの仲間たち」というショーに出演しているそう。

ショー以外の時間は、基本的にアグロドーム横の柵にて見ることができます。

この時は牧草をむしゃむしゃ食べており、一度も振り向いてくれませんでした。それもまた可愛い。

それでは、アルパカ見られるおすすめスポットと合わせ、7選を紹介していきます。

【1】エサやりはここだけ!「マザーファームツアー」でたくさんのアルパカに会いに行こう

場外にある特別な「マザーファームツアーエリア」にて行われる別料金のツアー。

大きなトラクタートレインに乗り、ツアーガイドに導かれながら牧場の世界をまわります。

このツアーでは、牛のミルクを飲む姿や珍しい牛たち、

エサやりもできるふれあい体験から牧羊犬の活躍ぶりなどを見ることができます。

また、途中のふれあい体験でアルパカに会うことができます。

  • 料  金:大人1200円 小人700円       
  • 所要時間:全行程約1時間

さあ、ツアーへ出発!


まずは場内にて予約が必須。「山の上ステーション」および「まきばステーション」にて
時間の予約をし、乗車券をもらいます。写真は「まきばステーション」の様子。
その日によって受付場所やツアー時間が変わるようです。また、当日予約のみ。


指定時間に受付場所「まきばステーション」に集合。
羊柄のバスに乗って「マザーファームツアーエリア」へ!
(この日は、ツアー時間の5分前に「まきばステーション」、またはツアー時間ちょうどに
「山の上ステーション」のどちらかに集合するよう言われました。
日によってはどちらのステーションでも乗れるようです。)


マザーファームツアーエリアに到着!
3両編成の大型トラクタートレインに乗ります。
ちなみにこのトラクターは農機具だそうで、草刈りなどでも使われているそう。


ガイドさんがミルクを仔牛にあげます。
ミルクにまつわるお話をしてくれます。


珍しい牛たちや様々な動物たちを間近に見ながらトラクタートレインは先へと進んでいきます。


途中は広い牧草地に降りてふれあい体験!
ガイドさんがエサのあげ方や注意点などを説明してくれます。
ガイドさんに群がる羊たちが笑いを誘います。

ここでやっとアルパカにたどり着きました。

今回、広い柵の中には色とりどり8頭のアルパカたちが。

とても開放感があり、アルパカたちものびのびとしている様に感じました。

そして性格も十人十色ならぬ、「十パカ十色」!


一番人懐っこいこのアルパカは「フリスキー」
エサをあげている間にそっと首元を触ってみましたが、柔らかく優しい触り心地。


遠くから見てくる「ライル」…控えめです。


全く寄って来ないのんびり屋の「プリティ」


トイレをしだす「ジリー」いいんです。
ちなみにアルパカはトイレの場所を決める習性があります。
タイミングがいいと、こんな日常的な姿も見ることができます。

とてものんびりと、落ち着いた様子で過ごしているアルパカたちでした。

ちなみにこのふれあい体験では、アルパカ以外に羊・ヤギにも

エサをやり触ることができます。

私たちは羊のいる牧草地に降りれるので、羊には柵がない状態で

ふれあうことができます。

時間に余裕があれば、ガイドさんに豆知識などを聞くこともできます。


ふれあい体験後は再びトラクタートレインに乗車。
道すがら牧羊犬の活躍ぶりに遭遇します。牧羊犬と羊飼いのコンビネーションに感動。


実際に人間が食べるお肉として出荷される黒毛和牛たちの建物を通り過ぎます。
日本ではどの様に飼われ、出荷されて行くのか。様々な背景を知ることができます。


終始THE・牧場を満喫できるマザーファームツアーでした。

ツアー後は「ファームカフェ」でのんびり

ツアー後はまた羊柄のバスで場内へ戻ります。

それまでの時間はファームカフェに立ち寄ることが出来ます。

こちらのカフェはツアー参加者のみが立ち寄ることのできる穴場カフェ!

店内には飲食のメニューはもちろん、限定商品・アルパカの原毛(刈り取ったままの状態の毛)など

さまざな商品が並びます。また、場内と比べると混雑が少ないのです。

外にはおしゃれなベンチ。牧場牛乳使用のミルクコーヒーでほっと一息。

そのほかのおすすめスポット

【2】「シープショー」アグロドーム

世界の19種類の羊を見ることができる約30分間のショー。それぞれの違いを楽しいトークで盛り上げながら説明してくれます。

そのほかには、羊の毛刈り実演、子羊のミルクやり、牧羊犬「ハンタウェイ」の活躍を見ることが出来ます。

ショー終了後にはステージに上がり羊たちを見ることもできます。

一つの施設でこれだけの種類の羊を見られるところはなかなか無い上に、内容盛りだくさん。必見です。

【2】「牧羊犬とまきばの仲間たち」アグロドーム

牧場で暮らす様々な家畜動物たちを一挙に見ることができる約15分間のショー。

ステージの使い方が面白く、まるで映画館から牧場風景を見ているような感覚に。

どちらのショーも「アグロドーム」の中で開催されます。

ドーム内での飲食が可能・屋内のため雨でもOK。

【4】味覚狩り「いちご狩り」イースト/ウエスト農園

ほぼオールシーズンで味覚狩りが楽しめるのも魅力の一つ。

5月中旬の来場時には「いちご狩り」「フルーツトマト狩り」が開催されていました。

今回は「いちご狩り」を体験し、やよいひめ・べにほっぺを堪能。

香り高く水々しいいちごたち。練乳のサービスもあります。

  • 料金:参加料200円 + 果実代200円/100g

【5】季節の花

味覚狩りと同様、季節の花もほぼオールシーズンで楽しむことが出来ます。

5月中旬の来園時には「まきばのひろば」で色とりどりの花たちが咲き乱れていました。

この時期目立った花は見られないものの、新緑と美しい山並み圧倒されます。

春には菜の花から始まり、アジサイ、ペチュニア、コスモスと、牧場を彩ります。

場内の至る所にベンチなど休憩できるところがあり、のんびりと鑑賞出来ます。


ペチュニア。
2018年6月29日「まきばのひろば」より撮影。

おすすめグルメはこちら

【6】牧場といえば「ソフトクリーム」各フードスタンド

マザー牧場牛乳使用のソフトクリームは軽くて食べやすい、サラッとした味わい。

フレーバーがいくつもありますがおすすめは人気NO1の「キャラメルナッツソフト」

見ての通り、少々溶けやすいので注意!

  • 料金:400円 

【7】ランチはここ「マザーファクトリー」山の上エリア


山の上ゲートより徒歩5分、「マザーファクトリー」では

ステーキやパスタ、ソーセージなどが食べられます。

空いていれば窓側の席がおすすめ。絶景を楽しみながらのランチは格別です。

  • 平日 10:00〜16:30(ラストオーダー16:00)   
  • 土日祝 10:00〜17:00(ラストオーダー16:30)

カメラを持って、さぁ出かけよう

目的のアルパカたち、そして他の動物たちも

とてものんびりしていて毛並みが良く、たくさん癒されました。

家畜としての役割をしっかり説明してくれるところや、

特にマザーファームツアーでは一歩踏み込んだ内容ですが、家畜について考えさせられつつも、

動物と景色に癒され、まるでここは日本ではない、どこか別世界にいるかのようでした。

大人でも十分に楽しめる、マザー牧場。

園内はとても広く坂道が多いですが、この時期は暑すぎず、

緑の中を歩くのはとても気持ち良いです。

日差しが強いので夏の時期は熱中症・日焼け対策を万全に!

カメラや本、好きなものを持って出かけてみてはいかがでしょうか?


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