【新商品】ペルーコットンのゴムなし靴下
通年快適に使える、新作の靴下ができました!
まるで靴下を履いていないかのような軽やかさなのに、
汗をきちんと吸収してくれてベタつきが気になりません。
暑い夏でも、足冷え対策に、家でも外でも
心地よくお使いいただける肌触り抜群の靴下です。
その理由は、3つ。
その1、
膨らみのある綿と、柔らかさとしなやかさをもつ綿をブレンドした
ペルーの上質なコットン糸を贅沢に使用しています。
その2、
上質なコットンを、素肌に触れる内側に使用するつくりになっています。
その3、
「足をしめつけないリラックスした状態でこそ
実感する心地いい肌触りを味わってほしい!」という思いから、
履き口にゴムを入れないデザインにしています。
少しくるくるっとなりますが、長めの丈設定になっているので、
ロングパンツの時は外からは見えません。
気になる方は、内側に折り曲げて履いていただくこともできます。
冷房冷えが気になるこれからの季節に、
冷え対策にもおすすめです。
コットンはコットンでも
世界には色々なコットンがあるのをご存じですか?
日本ではあまり知られていませんが、
ペルーとコットンのつながりの歴史は古く、
2000年以上昔の紀元前からすでに綿が栽培されていたという記録があります。
コットン繊維では、繊維の長さが3.5cm以上の綿を「超長綿」と呼び、
しなやかさや光沢があり、より上質なコットンとされています。
エジプトの「ギザ」綿、西インド諸島の「シーアイランド(海島)」綿、
中国の「新疆」綿が、歴史的にも最上級の超長綿と言われていますが、
同等レベルの高級綿として、ペルーの「ピマ」綿があります。
近年では、アメリカの超長綿「スーピマ」綿も耳にしたことが
ある方もいらっしゃると思いますが、
ちなみに、スーピマコットンは、ペルーのピマを元に
アメリカで品種改良されたものです。
ペルーのデルセロ&アスペロコットン
ペルーでは、ピマコットンをはじめ、
砂漠地域、山岳地帯、アマゾン流域など、
地域によって異なる多様性豊かなコットンが育てられてきました。
(上の地図で丸く囲まれた辺りの地域です)
今回使用している糸は、その中でもふんわりとしたアスペロ綿(黄緑の丸の地域で主に栽培)と、
細くしなやかなデルセロ綿(赤の丸の地域で主に栽培)とのブレンドコットンです。
アスペロ綿は、ペルーの山岳部で育てられていて、
バルキーで膨らみがあり、ウールに近い質感があります。
空気を含むため、厚くバルキーでも軽いという特徴をもつコットンです。
もう一つのデルセロ綿は、「ピマ」に近いクオリティの綿であるとともに、
水を大量に使うことで知られる綿花栽培の中では、
収穫時期が通常の綿よりも約2か月と短く、環境への負荷も
比較的少ないコットンです。
手摘みの綿花の優しさ
ペルーのコットンの特徴は、全てが「手摘み」であること。
通常大量生産される綿花は、
葉っぱなどが混ざりにくいようにしたり、
収穫の時期を計画するためなどの理由から、
枯葉剤を用い、落ちた綿花を大型の機械で収集するという方法が
とられることが多いのですが、
ペルーではいまだに、手で一つ一つ綿花を積んでいくという収穫方法がとられています。
天候や虫害にも左右される綿花栽培は、非常に難しく手のかかる産業ですが、
ペルーにとってはとても重要な産業で、
大地の恵みを受けながら、今日も受け継がれています。