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2017 ペルー出張記2 職人とギフトショー

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(会場の向かいにあった教育庁の建物 積み重なる本?!)

ペルーで開催される業者間の見本市、いわゆる「ギフトショー」は、
日本のビッグサイトで開かれるような大きいものではないのですが、
コンパクトに、アルパカ関係、インテリア関係、ジュエリー等の製造企業がブースを構えて出店しています。

見に来る来場者は、アメリカやカナダ、ドイツ、イギリス、北欧から来たブランドのバイヤーや企画担当の人だったり、
店舗や通販を運営しているという人も多いです。

会場の入口や休憩所には、スーパーフードでのおもてなしも!

キヌアやチアシードが入ったパン。
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ハーブティーセレクション。一番好きなあのお茶はない…
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何度かアルパカ関係の商談会には、
ペルーの貿易・観光庁から招待してもらったことがありましたが、このギフトショーは初めて。

リマでの滞在時間は限られているので、
出なければならない商談や、面白いもの探しの合間をぬって、
いつも商品を作ってもらっている職人さん達に
指示を出したり、生産管理をしてもらっているパートナーさん達との打ち合わせも入れ込み、
なんだかんだで朝から晩まで缶詰め状態で疲れ切った2日間でした。

この会場までサンプルをもって出て来てくれた職人さんが二人いました。

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(手横編み機で洋服を作るエルマー)

職人さん達自身は、こういった公の場に出てくることは非常にまれで、
出てくるのをいやがったりもします。

今年3月に来日して、日本でのお客様とのイベントにも出てもらった
ペルーでのパートナーの一人であるミルバは、
彼、彼女らをいつもこういった場に出てこさせようとします。

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(中央がミルバ)

住んでいるところから遠いのはもちろんあるけれど、
気後れしてしまうというのもあるよう。

それでも出てきてもらって話をする。

周りでどんなものが作られているのかも見てもらう。

実際に作っているものを依頼したり、実際に買っているのはどういった人達なのか。

その先にいるお客さんは・・・。
その部分に思考がいくかどうかで、作り手のモチベーション、結果としてのクオリティは変わる。

オペレーションが、クリエーションになる。

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(手編みのスペシャリストのマリア)

 

今回出て来てくれた二人は、なんだか堂々としてて、
嬉しそうだった。段々慣れてきたのかも。

また呼ばれたわ、しょうがないわねぇって。

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