Update:

自然 温泉 美食旅 都心から3時間以内で行ける五泉市でワーケーションしてきました

2

これから繁忙期に向かって忙しくなるスケジュールを眺めながら、
今のうちに「エネルギーを充電したい!」と思い、

9月中旬に、新潟の五泉市に、2泊3日のワーケーションで行ってきました!

とっても良い時間が過ごせたので、ご紹介します。

3

新潟五泉市のいいところは、

都心から3時間で行けて、都会の喧騒を忘れ、山川に広がる豊かな自然に囲まれて過ごせること。

そして、温泉・グルメ好きな人をも満足させる良質な温泉と食事が堪能できて、

まるで地元人になったかのような気持ちになる
ちょうどよい距離感が心地よい「咲花温泉」旅館。

「都会を離れ、心からリラックスできる場所へ行きたい」

「温泉にも入れて、美味しいご飯をゆっくり食べて、疲れを癒したい」

という方はぜひご一読ください。

目次

1. はじめに

 

2. 五泉市でのワーケーション

 

3. まとめ

 

1. はじめに

  • 1.1 ワーケーションに興味を持ったきっかけ

2024年6月20日の日経新聞でも触れていましたが、日本の低い有休取得率。日本の会社で10年以上働いているスペイン出身の夫の有休取得への考え方や意志と、周囲から聞く実体の差も感じていました。
25
「バケーション」を取りにくいと感じる人も多い日本とは逆に、
近年の研究では「休暇」がもたらすメリットは明らかで、一歩海外に出れば、
逆に休みを取らない人の方がマイノリティです。
(アメリカでは企業による「解雇」が簡単にできてしまうことから、
ポジションを失う現実的なリスクがあり、取りにくいという話も聞きます。)26私自身はというと、自分で事業をしていると、確かにまとまった休みは取りにくく、夏休み時期や年末年始などに、海外で実質ワーケーションをしたことも。
物理的な距離なのか、環境なのか、短時間でも集中できたり、冷静に何かを考えるゆとりが生まれるなぁと感じていました。

マイテの商品を使ってくださってる方には、体をケアしながら日々忙しくされている方が多いので、ワーケーションを取り入れることもセルフケアの一つとして生活に取り入れられたらいいのでは?と思っていました。

そこでまずは私自身日本でのワーケーションの実体験をしてみたいと思っていたところ、
会社の本拠地である東京港区連携のワーケーション促進プログラムがあり、応募してみました。

 

  • 1.2 五泉市を選んだ理由

ワーケーションを受け入れていただける地域のリストで目にとまったのが、新潟県五泉市でした。
なぜなら、日本のニットの産地としてその名前を知っていたからです。

21
ホールガーメント
ワーケーション例などを見ると、五泉市がアピールしていたのが、「ニット」、「温泉」、「農体験」でした。なんて、ぴったり!そして東京からは約3時間で行ける、遠すぎない距離というのも決め手に。

行き先探しで悩んだり疲れたりしてしまうよりも、ご縁を大事に。

2. 五泉市でのワーケーション

結果から言うと、宿や移動時間にメールチェックなどをしつつ、「バケーション」部分も十分に楽しむことができました。

  • 2.1 咲花温泉でのリフレッシュ

1
福島県に源流をもち、新潟県を流れて日本海に注ぐ阿賀野川。
25
明治11年、イザベラ・バードというイギリスの女性旅行家が、阿賀野川を船で新潟まで下りた際に見た光景を
「ライン川よりも美しい」と日本奥地紀行に残しています。
下流部の河川水流量は日本最大級という阿賀野川のほとりにある温泉街が、咲花温泉です。

28
<温泉の泉質や効能>
美肌の湯として知る人ぞ知る咲花温泉は、緑がかった色が特徴で、硫黄泉でありながら、硫黄が強すぎないので、「これぞ温泉〜」という雰囲気を味わえつつも、においが優しいです。そして嬉しいのは、入浴後に持続するパック効果で、化粧水がいらないくらい・・・!

美肌湯の条件も満たしながら、海水の成分に似た食塩を含む塩化物泉でもあるため、入浴すると皮膚に塩分が付着して毛穴を塞ぎ、汗の蒸発を防ぎます。そのため保温効果がよく、湯冷めしにくいため、神経痛や冷え性などの症状に効果が
温泉成分をコーティングする効果もあり、保湿剤のような役目も果たすため、肌の乾燥を防いで美肌の仕上げをしてくれるのだそうです。

 

4
<今回宿泊した旅館「碧水荘」>
本当に居心地が良かった宿、碧水荘。和の中に洋風な雰囲気があり、外観やインテリアにセンスを感じました。

猫ちゃんが迎えてくれる宿としても実は知られていて、出迎えをしてくれたり、気がつくと近くでスヤスヤと寝ていたり。

8 9 10
そして美味しいご飯とお酒がお腹いっぱい堪能できます。

5

6
地元の食材を使った、料理長さんの腕の高さと愛を感じるお品の数々。今回は夕食を部屋食にさせていただいたのですが、ほんの少しの時間でも、お料理を運んできてくださる方の気配りや、温かさも感じることができました。

30
そしてこの宿は、2011年夏に福島と新潟であった豪雨によって被災した経験をお持ちです。大きな窓から、美しい阿賀野川と山の景色と、その前に少し被さる堤防が見えるのですが、館内にもいらっしゃる社長さんが、被災された時のことや、それからの立ち直りと目指している未来の咲花温泉の姿についてもお話してくださいました。

11

避難場所から戻って来て見た土砂が流れ込んだ宿の姿、終わらない作業と損失に心が折れそうだった時、福島で被災し家と経営していた会社を失って避難されてきていた方が、ボランティアとして片付けを手伝ってくれた時にかけてくれた言葉・・・とても印象的なお話で、どこか自分ごとではなかった「防災」というものがグッと近づき、咲花温泉は、「備えて、立ち直る」を体現している温泉なのだと感じました。

 

  • 2.2 さといも農家さんの手伝い体験13
    <農家さんとの出会い>
    今回の農体験は、市役所の方が事前に調整してくださって、里いもの選別作業のお手伝いに。
    お米も新米ができる季節だったのですが、五泉でしかできないことといえば「里いも!」ということで、長らく土にも触れていないし、里いもの触感も面白そうだなと思い、なんでもやりますとアピールしてコーディネートしていただきました。

 

<農体験の内容>

14
里いもは、たくさん連なっているので重すぎて、掘るのも運ぶのも、ものすごい重労働なのだと初めて知りました。。1人じゃ収穫できない!

15
すでに運ばれてきている里いもを、マル秘の等級ランク分け指標を見ながら分けていく作業を少しさせていただきました。
やはりいい等級の里いもは、高値で、東京の市場や、名の知られた飲食店にも提供されているそうです。
受け入れてくださった農家の方が、プライドを感じつつ、どんなささいな質問にも真剣に答えてくださり、笑顔も素敵で・・・かっこ良かったです!

 

  • 2.3 ワーケーション中の1日のスケジュール

    <仕事の時間と場所>朝と夕方に旅館でじっくりパソコンに向き合うことができ、リフレッシュできているからか、短時間でもサクサク捗りました!
    日本酒を飲みすぎてしまい、朝を心配していたのですが、2泊とも、なぜかいつもより早く目覚め、そして頭は爽快ですぐに集中できました!17
    しっかり仕事をしたい時は、LOOP&LOOP というニット工業組合の方達がつくられた複合施設内のコワーキングスペースをお借りできました(破格のお値段!)。

リフレッシュの時間>

32
宿の温泉、食事、猫ちゃんと戯れる時間はもちろん、農体験や、緑に囲まれた場所を歩いたり、湧き水を見たり、車窓から山や畑、田んぼを眺めている時間でもリフレッシュできました。
普段と違う部分の脳が活発になっているのか、新しいアイデアや、考えたことがなかったことなどが降ってくることも度々。そして、地元の方達が、「五泉は空気と水が美味しい」とよくおっしゃっていて、深呼吸をしながら歩くのがとても清々しかったです。


<食事>

29
普段とはちがい、朝昼晩しっかりお腹いっぱい食べていましたが、よく動いたからか、体が重たくなることも、空腹になることもありませんでした。
普段低糖質生活をしているので、ちょっと炭水化物や糖質を多く摂った日は、間食をしたくなったり、疲れや眠気を感じて集中力が欠けてしまうのですが、そういったことを全く感じませんでした。

(大体の1日のスケジュール)
7時前 起床 スッキリ
7時半 仕事 部屋でコーヒー片手に捗る!
8時半 朝食 豪華!
9時半 出発 地域の施設や名所など見学、コワーキングスペースで仕事も。
12時 昼食   しっかり!
13時 活動   ニット工場訪問、農体験、お店や施設訪問など
16時半  宿に戻って仕事
18時頃 夕食 2時間くらいかけてじっくりたっぷり完食
21時半 温泉 貸切風呂堪能
23時半頃  お布団で就寝

 

3. まとめ

  • 五泉市でのワーケーションの総括

帰宅すると疲れがドッと押し寄せるような発散系の休暇ではなく、
静かだけどのびのび過ごせて、エネルギーが沸いてくるような
時間にするには、ぴったりのところでした。

温泉や自然、美食に加えて、とにかく、あったかく、面白い方が多いなぁと感じたワーケーションでした。コーディネートや案内をして下さった五泉市役所の方々をはじめ、受け入れてくださった工場さんや、農家さん、一部一緒に行動することになった地元の大学生たち、行く先々のお店や飲食店の方たちなどみなさん、少しの時間でも笑顔がこぼれる瞬間がたくさんありました。

今回滞在中お天気は曇り空や雨も多かったですが、五泉市は季節を通して花も楽しめることで知られています。
次は、また花が綺麗に咲く季節におじゃましたいと思います!

18

20

<五泉市情報>

絶対また行きたい!と思った五泉市。機会があればぜひ次の目的地にしてみてくださいね!

五泉市観光協会

咲花温泉

LOOP&LOOP
コワーキングスペースの他、地元で人気の自家焙煎コーヒー屋さんや、五泉市の工場から集まった、ファクトリーブランドの上質なニット製品のお店もあります。

ラポルテ五泉
文化施設と、こどもの遊び場と、道の駅が一緒になったようなおしゃれな複合施設でした。お土産もここで調達できます。

19


さくらんど温泉
日帰り温泉に入れるところ
ローカル料理、鯉のフルコースも食べれます。

Milestone
ニット工場さんのファクトリーショップ

22
ニットフェス
毎年ニット組合さん合同で開催されている、ニットフェスというイベント。
なかなか見ることのできない工場見学や、ウールに関するレクチャー、ものづくりワークショップ、そしてシーズンにぴったりのお買い物もできるなど、盛りだくさんのようです。
今年は11月16,17日に開催です。
24


Posted in コラムComments Closed 

関連記事