新商品 カディエアリーシャツ
自由のそよ風をまとうシャツ
「カディ」と呼ばれる、
手紡ぎ、手織りでつくられるその生地は、
さらっとしていて風通しがよく、
蒸し暑い気候でも過ごしやすいことで知られています。
インドではこの生地を、
「Fabric of freedom」(自由の布)と呼び、
ガンジーの思想が詰まった、長年愛されている生地です。
イギリスの植民地下にあったインドで、
独立に必要な自国の産業となるカディを着ようと呼びかけ、
さらに個々人の経済的自立を促すために、
「自らの手で糸を紡いでカディをつくろう」という運動を始めました。
カディを織るための綿の糸を紡ぐチャルカ(糸紡ぎ機)は
インド各地に広がり、今もなお、量産型の製造機が増える傍らで、
根強くものづくりが残っています。
カディをすでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
本当に軽くて、やわらかいのが特徴です。
中でも、細い糸で作られた薄手のカディを使って、
動きやすく、スタイリッシュに着られる
オーバーシャツができました。
ほどよいドルマンスリーブで、肩のラインが少し下に、
袖巾を大きくとり、動きやすく、体にはりつきません。
背中にタックを入れて、背中回りも動きやすく。
脇に入ったスリットは、シャツインした時のシルエットが
すっきりきれいになるように。
全部インしたり、前だけインしたり、その日の気分やコーディネートで
アレンジしていただけます。
そして、ボタンをしめると左前になるようつくっています。
通常女性服は、ボタンが左についていて、しめると右上、
男性服は逆で、ボタンが右についていて、しめると左が上にきますが、
それはなぜなのでしょう?
その理由や起源を調べてみると、
女性は、洋服を召使いに着せてもらうから逆だった、
男性は、右手で刀を抜き差しするのにじゃまにならないように、
などの説がありますが、どれも明確なものはなく、
ナポレオンの肖像画には、右上、左上、どちらもあったようです。
その後ファッション誌が発行されるようになってから、
女性は右上、男性は左上、と定着したようで、
特にそうでなければならない理由はないようです。
実際着てみると、意外と左上の方がボタンが留めやすいのでは、
とも思ったりします。
自立を促す手仕事と思想のつまった自由の布「カディ」で、
固定観念から自由になる人を応援したいという思いを込めて
お届けします。
現在、下記で直接お手にとってご確認いただけます。
●andu ametコンセプトストア(東京青山)
6月29日まで期間限定 エシカルマルシェ
<営業時間>
月〜土13:00-20:00
日13:00〜19:00
※火水定休
表参道A2出口から徒歩約7分
原宿から約10分
地図:https://bit.ly/3dkjBo8
●SHIBAURA HOUSE
<営業時間>
月~金 11:00-16:00
※時短でオープンしています。
田町駅芝浦口から徒歩5分
三田駅から徒歩8分
地図:http://www.shibaurahouse.jp/about/access_contact
※イベントレンタルなどで休館になることがあります。
事前にSHIBAURA HOUSEのHPやSNSをチェックするか、
マイテへお問合わせください。