在宅ワーク、お家ファッションの選び方
普段から、「素材によって、着心地がこんなに違うなんて知らなかった」
という声をいただくことが 多いのですが、
つい先日も、
「在宅勤務になって、家だと安心感があって仕事がはかどる気がします。
ゆったりした服を着て、集中できるし、
もっと心地のいいものを着たいという思いが強くなりました。」
という声を聞きました。
普段仕事に行く時の洋服選びは、
取引先や、お客さん、上司や同僚への
「対外的な印象」を意識するので、
実はちょっと頑張っていたり、無理をしたりすることもありますよね。
在宅ワークになった方たちにとっては、
その目的が減って、我慢して服を選ばなくてよくなったので、
「あれ、なんだか仕事が捗る」
と思っている人は少なくないと思います。
衣服は、「体感温度」「動きやすさ」「触覚」を通じて、
脳やからだにも影響している
風が冷たい日でもヒール靴に合わせるためのスカート
きちんと感のある細身のシャツ
洗濯が簡単でシワになりにくい、ツルンとした生地の服
決してそれらを着るのがわるいと言っているわけではありません。
「見た目が9割」という言葉があるように、
視覚が与える印象は大きいもの。
それを無視することはできません。
ですが、もし、体の不調を我慢していたり、
なんだか集中できないという日が続いているのだとすれば、
長続きすると心身に大きな負担になりますし、
その原因に服装が関連している場合もあるので、
ぜひ見直してみてほしいのです。
衣服は、わたしたちそれぞれにとって、
一番身近な「環境」であり「空間」です。
不安や緊張、集中力にも影響
温度調節がしにくかったり、体がしめつけられたり動きにくいと、
自律神経がバランスをくずしたり、
血行不良にもつながります。
そうすると不安や緊張が高まって落ち着かなかったり、
むくみや、体のだるさにもつながり、
集中力がおちたりします。
そして触覚、つまり肌感覚や肌触りについても、
1999年九州大学の研究者による、
子どもの肌着とストレスの調査で
影響が明らかになっています。
“市販の肌着と、やわらかさを25%増した肌着を
3~5歳の子どもに着せて変化をみるテストでは、
かたい方の肌着を着た時には、
免疫機能が約2割低下し、
ストレスホルモンのコルチゾールが2割増加”
という結果に。
無意識にも、
衣服という一番身近な「環境」は、
わたしたちの脳やからだに影響を与えています。
在宅での仕事が増えた方はぜひ、
ゆったりとした体をしめつけない服や、
肩回りが動かしやすい服を選んで、
変化を味わってみてください。
逆に、「お家だと仕事モードになりにくくて」という方は、
少しきちんと感のある洋服を選んでみてください。
「着替える」という行為で自律神経もスイッチが入るので、
いくら楽だからといっても、パジャマのままだと
なかなか仕事モードには入れません。
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家でも我慢しがちな足元の冷え
最後に、忘れてはいけないのが、
足元の冷え対策です。
暖かい空気は上へ、
冷たい空気は下へと溜まるので、
外から入りこんだ冷気は足元に溜まります。
暑い日に冷房を使っている時や、
寒くなって暖房を使っていても、注意が必要です。
レッグウォーマーや、厚手の靴下を履いたり、
しめつけないものであれば、2枚重ねて履いたりすると、
冷えてそわそわすることなく、
安心して仕事に取り組めます。
オンライン会議でも映る心配もないですし、
レッグウェアをまだ活用していない方は、
ぜひ試してみてくださいね。
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