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2024年は、国連が定めた
「国際ラクダ科どうぶつ年」です。
 

ラクダというと、アジア、中東、アフリカの
ラクダを思い浮かべますが、
実はアルパカも、「ラクダ科」のどうぶつです。

世界のアルパカの9割以上は、
標高4000mを超える南米アンデス山脈で暮らし、

インカ帝国前の時代から今に至るまで
先住民が丹念に、大切に育ててきました。



アルパカの毛は、天然ながらに
保温や温度調整機能を持ち、

紀元前から今に至るまで
主に織物、衣服や雑貨などに、
活用されてきました。




その貴重な毛は、
南米の先住民たちの伝統的な知恵と、
自然との共生を通じて生み出されており

日本に住む私たちにとって、
遠いアンデス山脈からの「贈り物」です。



そうした話の現場は、
地球儀で見ると、日本のちょうど反対側。

この距離がそうさせているのか、
アルパカの背景にあるストーリーが、
日本だとあまり知られていない
ことを
私たちは歯がゆく思っていました。

かわいくてもふもふ、というイメージが
どうしても強いアルパカですが、

そこから一歩踏み出して、
関連する歴史や、アンデスの気候変動と

それに影響される(であろう)
日本でのわたしたちの暮らしや
地球の生物多様性などを
みなさんと一緒に考えたいです。




そんな思いから、アミ研
(編み物とアルパカの未来研究所)では、
「暮らしに寄り添うアルパカ」の
これまでと、これから
について

答えが見えない問題を考えながら、
アクションや情報発信を
楽しくゆるゆるしていきたいと思います。


かなりニッチなテーマだとは思いますが、
少しでも興味が湧いたところから
読んだり、参加したりしていただけたら
幸いです。


 

目次

知る

  1. 1. アルパカと仲間たち(南米大陸に渡った4種類のらくだのお話)
     
  2. 2. 標高4500m越えのアンデス山脈で暮らす、先住民の子孫とアルパカ
     
  3. 3. 誰のためのSDGs? ボイコットされたアルパカ
     


体験記

 
  1. 4. スコットランドのアルパカ牧場をオンラインで訪問してみた
     
  2. 5. ペルーのミイラ博物館にいるアルパカ
     
  3. 6. 理不尽な茶色のアルパカの毛
     
  4. 7. マインドフルネスと編み物
     


衣服

  1. 8. 天然素材で機能的
     
  2. 9. サステナブルなファッション
     
  3. 10. 実際に手に取れる場所


イベント情報

  1. 11. アルパカにまつわる海外のニッチでユニークなイベント
     
  2. 12. 「真夏のアルパカフェア」(2024年7月10日〜8月末 )
     
  3. 13. 「アルパカのありのままの毛を洗う会」(2024年7月21日)
      「アルパカのありのままの毛を洗う会#2」(2024年8月6日)
     
  4. 14. 【オンラインイベント】群れなす、アルパカ編集室主催「アルパカな人とアルパカばなし」(2024年8月1日)

 
※1  ラクダ科動物と、飼い主である牧畜民の暮らしの知恵、
さらに経済発展からは取り残されやすい現状について
より多くの人が知るきっかけになるよう、
国連は2024年を"International Year of Camelids"
(国際ラクダ科動物年)と定めました。

※2  南米には、4種類のラクダ科
どうぶつが生息しています。
家畜種のリャマとアルパカ、
野生種のグアナコとビクーニャです。


※3  「アミ研」は、アルパカと編み物の可能性を
さまざまな切り口で探求する会です。


アルパカイラスト ENPITSU-GRAPHICS
ペルー写真 鈴木竜一朗 吉田彩子
文 吉田彩子 府川志保 
   

 

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